公的データの図解
データで見る住宅侵入犯罪 — 「5分の壁」と最新統計
警察庁「住まいる防犯110番」が公表している侵入犯罪の統計と侵入者心理のデータを、 引用しやすい形に再構成しました。数値はすべて出典ページから取得したもので、推定値は含みません。 図表・文章は CC BY 4.0 で、出典明示のうえ自由に引用・転載できます。
一次ソース取得日: 2026年6月11日(統計値は警察庁公表の令和7年値)
住宅対象の侵入窃盗(令和7年)
17,152件
前年比 +7.2%
1日あたりの住宅被害
約47件
侵入に5分かかると
約7割が断念
侵入に10分以上かかると
ほとんどが断念
発生場所の最多(侵入窃盗)
一戸建 29.1%
手口の最多
空き巣 全体の約1/4
出典: 警察庁「住まいる防犯110番」(2026年6月11日取得)。
「5分の壁」— 侵入者は時間を最も嫌う
警察庁によると、侵入に手間取り5分かかると侵入者の約7割は犯行をあきらめ、10分以上かかるとほとんどがあきらめるとされます。 「侵入に時間をかけさせる」ことが、侵入されるかどうかの大きな分かれ目です。
※ バーの長さはイメージです。「約7割」「ほとんど」は警察庁原文の表現で、「ほとんど」の具体的な割合は公表されていません。 出典: 侵入者プロファイリング〜心理と行動③。
侵入窃盗の認知件数(令和7年)
刑法犯認知件数全体は77万4,142件で、戦後最少だった令和3年から4年連続の増加(前年比+4.9%)。 侵入窃盗・住宅対象侵入窃盗も平成15〜16年以降の長期減少傾向から増加に転じています。
参考: 侵入強盗の認知件数は349件(前年比−2.2%)、うち住宅対象は146件(同+13.2%)。 出典: データで見る侵入犯罪の脅威。
どこが狙われているか(発生場所別・令和7年)
侵入窃盗の発生場所別認知件数の構成比(上位3区分)。手口別では空き巣(不在時の侵入)が全体の約1/4で最多。 出典: データで見る侵入犯罪の脅威。
侵入者の心理と行動 — 警察庁の知見
下見でチェックされる3点
「留守かどうか」「侵入しやすい家かどうか」「逃げやすいかどうか」。庭木などの死角・足場の有無も確認されます。指定日以外にゴミが出ている地域は、地域の連帯感が低いと見なされ侵入者に安心感を与えるとされます。
出典: 心理と行動①
このデータが防犯カメラとどう関係するか
警察庁のデータが示す住宅防犯のポイントは「侵入に時間をかけさせる」「見られていると感じさせる」の2つです。 防犯カメラは後者の「見られている」環境をつくる代表的な設備で、多くの自治体が設置費用の補助制度を設けています。 当サイトの収録データでは補助率1/2の制度が最多で、カメラ1台あたり上限額の中央値は15万円です(全国集計)。
※ 当サイトは防犯カメラ補助金の情報メディアです。本ページの統計はその文脈で再構成していますが、数値はすべて警察庁の公表値に基づきます。
そのまま使える引用用テキスト
記事・資料にそのまま貼り付けられます。出典行を含めてコピーしてください。
1文版(見出し・リード用)
警察庁のデータによると、侵入に5分かかると侵入者の約7割が犯行をあきらめ、10分以上かかるとほとんどがあきらめる。住宅を対象とした侵入窃盗は令和7年に1万7,152件(前年比+7.2%)発生しており、1日あたり約47件にのぼる。 出典: 警察庁「住まいる防犯110番」(https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_b_1.html)/図表構成: 防犯カメラ補助金AI(https://camera-hojokin.com/insights/intrusion) CC BY 4.0
3行版(記事の引用ブロック用)
警察庁「住まいる防犯110番」によると、令和7年の侵入窃盗の認知件数は4万7,233件(前年比+9.8%)で、うち住宅対象は1万7,152件(同+7.2%)と増加している。1日あたり約47件の住宅が被害に遭っている計算になる。 発生場所別では一戸建住宅が29.1%と最も多く、手口別では空き巣が侵入窃盗全体の約4分の1を占める。 一方で侵入者は時間と人目を嫌い、侵入に5分かかると約7割が犯行を断念。犯行をあきらめた理由の上位は「近所の人に声をかけられたり、ジロジロ見られた」だった。 出典: 警察庁「住まいる防犯110番」(https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_b_1.html)/図表構成: 防犯カメラ補助金AI(https://camera-hojokin.com/insights/intrusion) CC BY 4.0
5行版(解説記事用)
警察庁「住まいる防犯110番」の公表データによると、令和7年の刑法犯認知件数は77万4,142件で、戦後最少だった令和3年から4年連続で増加した(前年比+4.9%)。 侵入窃盗の認知件数は4万7,233件(前年比+9.8%)、うち住宅を対象としたものは1万7,152件(同+7.2%)で、1日あたり約47件の住宅が被害に遭っている。 発生場所別では一戸建住宅が29.1%と最多で、一般事務所8.3%、生活環境営業6.7%と続く。手口別では空き巣が侵入窃盗全体の約4分の1を占める。 侵入者の心理面では、侵入に5分かかると約7割が、10分以上かかるとほとんどが犯行をあきらめるとされ、犯行を断念した理由の上位は「近所の人に声をかけられたり、ジロジロ見られた」である。 「侵入に時間をかけさせる」対策と「見られている」と感じさせる環境づくりが、住宅防犯の2大ポイントとなっている。 出典: 警察庁「住まいる防犯110番」(https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_b_1.html)/図表構成: 防犯カメラ補助金AI(https://camera-hojokin.com/insights/intrusion) CC BY 4.0
用語の定義(警察庁の定義に基づく)
| 用語 | 定義 |
|---|---|
| 侵入窃盗 | 建物に侵入して金品を盗む犯罪。住宅対象のほか事務所・店舗等も含む。 |
| 空き巣 | 家人などが不在の住宅の屋内に侵入し、金品を盗むもの。 |
| 忍込み | 夜間、家人などが就寝した頃を見はからって住宅内に侵入し、金品を盗むもの。 |
| 居空き | 家人などが昼寝や食事をしているすきに住宅内に侵入し、金品を盗むもの。 |
| 認知件数 | 警察が発生を認知した事件の数。実際の発生数とは異なる場合がある。 |
出典: 侵入犯罪とは。
一次ソース(出典)
- 警察庁 住まいる防犯110番「データで見る侵入犯罪の脅威」 — 認知件数・発生場所・手口・検挙状況
- 同「侵入者プロファイリング〜心理と行動①」 — 下見・留守確認
- 同「侵入者プロファイリング〜心理と行動②」 — 侵入口・工具
- 同「侵入者プロファイリング〜心理と行動③」 — 5分の壁・断念理由
いずれも2026年6月11日取得。統計値は警察庁公表の令和7年値で、警察庁ページの改定により更新される場合があります。
関連データ
更新履歴
- 2026年6月11日 — 本ページを公開(警察庁公表の令和7年統計に基づく)。